知らないうちに私たちは体の成長とともに固定概念も育ったが、今幸せですか?
母「勉強しなさい。」
子「何で勉強しないといけないの?」
母「良い大学に入れるからだよ。」
子「なんで良い大学に入る必要があるの?」
母「良い大学に入れば良い会社に入って安心した暮らしができるからよ」
子「はーい・・・」
そんな感じに、我ら40代は育ったのではないか。
40代は就職氷河期で苦労した世代と言われています。あまり世代ひとくくりにされるのは抵抗がある人が多いかと思いますが、
実際に就職活動に苦労してやっとの思いで掴み取った正社員。
幸せと希望に満ち溢れた入社式。喜ぶ家族。
40代の現状
幸せを疑わず、希望に満ち溢れた入社式から、20年近く経った今、私たちはどうなったのでしょう。
課長、早い人では部長になり、マイホームとマイカーと家族に囲まれて幸せな毎日を過ごしている事を想像していましたが、そんなものは夢のまた夢。ほとんどの人が課長にもなれず、給与も上がらず、下手したらサービス残業で苦しんでいるのではないでしょうか?
yahooニュースで40代の8割以上が役職もつかずヒラのままで終わるようです。
それでもなぜ正社員という道を進むのか?
そんな状況の中、なぜ人は辞めずに正社員で働き続けるのでしょう?
想定される理由をいくつか考えてみました。
- 定年まで働けば退職金が入るから
- 周りの目を気にするから
- 辞めたところで他にどうやって食べていけばわからない
1.定年まで働けば退職金が入るから
まず定年まで働けるというのが前提条件が現在はマッチしていない状況です。いくら本人が定年まで働きたいと思っても会社からリストラされる事があります。あの誰もがうらやむ一流起業SHARPですらリストラを行う時代なのです。もう終身雇用というのは存在しないと思った方が良いでしょう。
2.周りの目を気にするから
途中で会社を辞めるなんて、親、親戚になんて言えば良いのでしょう。厳しい親の場合は本人の理由も聞かずに「なんで途中でやめるんだ。根性なし」と一喝される事を想像すると、なかなかいい出せませんね。
そんな現状を解決するには
40を過ぎると転職も無理なのではとはなから諦めてしまいがちです。しかし現状はどうなのでしょうか?実際には40代で転職に成功している人が多いようです。この固定概念のために「どうせ無理だから・・・」と諦めてしまっては次に進むことはできないなんてもったいないですね。
転職以外にもフリーランスで食べていくとか、ネットビジネスで食べていく等、今は昔に比べて選択肢が広がっていると思います。
フリーランスの場合は昔は自ら営業しないと仕事が取れませんでしたが、今はクラウドワークスのように自分が営業しなくても良いシステムが用意されています。
まずは無理だという思考から、何をやっても大丈夫と言う思考に切り替え、そしてどうやったら幸せになれるかを掘り下げていく必要があります。
誰もが前例の無い、レールが無い道を進むのは怖いと思います。ただ今はそんなレールなんて無いのです。あったとしてもそのレールは崖につながるレールかもしれません。未来を切り開くのは自分です。恐怖ですくむ足を一歩踏み出して、明るい未来へ進みたいと思います。
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