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好きな事を仕事にしよう!と簡単に言うけど、脳科学的には?

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「やりたい事を仕事にしよう!」

休日、本屋に行くと、この類の本が多く並んでいる。しかもランキング上位に。

そりゃ、自分が楽しい事、やりたい事を仕事にできればさぞかし幸せだと思う。

 

なぜそうした方が良いかと言うと

  • 仕事で成功するためには、他の人より努力が必要だ
  • しかし人は努力する事が苦手だ
  • しかし好きな事が仕事なら、苦手意識なく没頭することができる
  • 本人は好きな事をしているのでそれを努力とは思っていないが、周りから見るとそれを努力という

 

芸人キングコングの西野さんは、絵本を出版するにあたり、ネット上で出資者を集めるクラウドファンディングを利用して

見事に絵本を出版し大成功している。

 

昨年ブレイクしたピコ太郎も、好きな音楽と好きなお笑いを組み合わせ、地道にyoutubeに動画を投稿し続け、

ある日ジャスティン・ビーバーがピコ太郎の動画を紹介した瞬間大ブレークした。

 

側から見ると、成功前はお金も入らないのに、なぜそんな苦労をしているかと思うが、

実の本人は好きなことをしているので周りの人が思うほど苦労と思っていない。

むしろ楽しんでやっているのだ。

 

なるほど腹落ちするものの、いざ実戦しようと思うと

「やりたい事を仕事にする」簡単に一言で言われても、実際にはそんな簡単なことではない。

 

それって実際に出来るの?

  • 今の仕事がやりたい事なのか?
  • 今の仕事を辞めて、やりたい事を仕事にして生活はできるのか?
  • 家のローンは払っていけるのか?
  • そもそも40歳を超えているのに、そんな夢にチャレンジするのは遅いのではないか?

 

何となく言っていることはわかるけど、実際には不安なことがたくさんある。

できない理由を挙げて、言い訳するのだ。

そしてチャレンジする事なく、今の現状に我慢してしまうのだ。

 

脳科学的には

ブレイン・プログラミング」を読んで、なるほどと思ったのは、

脳科学的には自分が思った通りに脳は行動を指示してしまうので、

どうせ無理だと思えばその通りの人生、絶対に成功すると思えばその通り成功する人生になるのらしい。

 

この本の中では、脳の中心には、RASという、フィルターの役割をする部分がある事がわかっています。

RASは、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)の事で、いわば脳のフィルターので、脳が重要だと認識した物を通します。

 

例えば、スカイラインの車を買った、またはこれから買おうとした瞬間に、

やけに対向車にスカイラインを見た事ってありませんか?

 

急激にスカイラインが増えたわけではなく、脳が興味を持ったと認識し、RASが積極的にスカイラインの情報を通し、

その他の車の情報は遮断するからです。

 

具体的には

例えば、「40代で転職して成功したい」のであれば、実際に転職し成功した自分をイメージする。

 

もちろん不安があるかと思いますが、ここではあくまでも成功したことを脳にイメージ(プログラム)します。

 

すると、日頃、本や、ネットでニュースを見ると(1)の良い情報がRASを通して

入ってきます。

 

1)40代の求人数が増えており、年収も上がった。

2)40代の転職は厳しく、数十回連続 失敗した。

 

一方、「どうせ転職なんて難しい」と思ってしまうと、RASは(2)のネガティブな情報のみの積極的に通そうとします。

 

(1)の情報も(2)の情報も実際には正しい情報だと思います。

ただ、それを選択、実行するのはその人自身、すなわちRAS次第と言えます。

 

簡単に言うと、人間は自分で思った通りにRASを通して行動をしてしまうのです。

すなわち今の人生は自分が望んでいる人生なのです。

 

ブレイン・プログラミング」によると、実際に自分の夢、やりたい事をノートに手書きで記入することが大切とありました。

手から入ってくる情報はRASにとってとても重要のようです。

 

分かってはいるけれど

そんな私も「分かってはいるけれど、40年以上も生きてきていきなり考え方を変えるのは無理」と

ついつい脳にブレーキを踏んでしまいます。

急に変えるのは難しいかもしれませんが、実際にノートに手書きで夢、やりたい事を手書きで記入して

夢を実現したいと思います。

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この記事を書いた人

40後半のサラリーマンです。
ソフトウェアエンジニアの仕事で100時間続きで倒れて入院。
知人に「残業時間が無い」と誘われ転職したが、まさかの激務で2度目の入院。
健康と自由な時間に憧れ、独立を目指してます。

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