新入社員入社の季節
桜も咲き、キラキラ輝く新入社員が入ってくる季節になりました。
ここ最近人手不足とは言いつつも、企業に入ってくる新入社員は
厳しい入社テスト、面接をくぐり抜けてきていますので、ハイスペックな人材が多いかと思います。
簡単には尊敬されない、言うことを聞かない新人
どの時代でも、新人が入ってくれば、「最近の新人は・・・」と嘆く上司がいるかと思います。
そんな上司も新人の時は同じように言われていたはずです。
昔は良かったとは言いませんが、昔は年功序列、上司、先輩の言うことは絶対でした。
今ではパワハラと言われますが、言葉の暴力、会社によっては身体的暴力も行う会社もあったのではないでしょうか。
もちろん現在はそんな力ずくで言うことを聞かせることは不可能で、
仕事を依頼する場合も、ただ「やっといて」だけではなく、十分に手順を説明する必要があります。
また、それだけでは足りず、この仕事の目的、意味まで説明しないと社員は納得して仕事をしてくれない世の中です。
給料より仕事の意味を重要視する現代人
昔は、バリバリ働いて、いい車買って、いつかはマイホーム
と言うのが成功の証で、皆それを目指して頑張ってきました。
しかし、現代の若者は、そもそもそんな物に興味がないし、
最初から自分は今のおじさん世代と同じポジション、給料を得ることができないと諦めています。
それよりは、好きなことや、意味のある仕事を好む傾向があります。
また、パソコン、スマホを使った情報収集も得意で、留学経験者も増えてますので、英語も得意な若者も多くなってきてます。
現に、新入社員のTOEICの点数を聞くと、700点越えは低い方で、800点台なんて新人もゴロゴロしています。
おじさんVSハイスペック新入社員
比べるまでもないですが、入社時に新人よりその上司は明らかに仕事ができると思います。
しかし、新入社員としては、その上司の経歴、活躍は知りませんので、
当然この上司はできるのか?と疑ってきます。
そこで仕事の能力を数値化するのはなかなか難しいですが、
資格やTOEICのスコアで戦うのは一目瞭然です。
課長TOEICスコア何点ですか?
新人歓迎会などで、新人から突然「課長TOEICスコア何点ですか?」と聞かれる事があるかと思います。
多くの会社では昇格条件にTOEICスコアがあると思います。
課長レベルでは低くても600点はあるかと思います。
しかし「600点」なんて答えた日には、700、800点は余裕でクリアしている新人からすると、口には出しませんが「たいした事ないな」と心の中で勝ち誇るに違いありません。
もちろん、その後一緒に仕事をすれば、その課長のすごさがわかるかと思いますが、
それまでナメた態度を取られた日にはたまったもんじゃありません。
資格や、TOEICスコアが高ければ仕事ができるとは思いませんが、
そこをクリアしてさらに仕事ができれば完璧だと思います。
今後、会社が潰れたりして転職する事になるかもしれません。
仕事の経歴はもちろん重視されますが、ぱっと見でわかる能力のTOEICスコアは
意外と選考基準の中で高い優先度のようです。
転職時に慌てて勉強するよりも、新人が入ってくるこの時期に改めて
TOEICのハイスコアを目指すのも良いタイミングかと思います。
私がそうなのですが、悔しい思いや、必要性がないとなかなか勉強する気が起きません。
この機会にTOEICを勉強し、現在の自分、そして将来に備えたいと思っています。
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