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課長を辞めたいと思ったとき楽にしてくれる1つの言葉

言葉ひとつで人生の選択肢が変わった事ってありませんか?

もし私が課長になった時に、フォローしてくれる部長、または、人生の先輩がいたらどうなってたのか

と思います。私の会社は課長はもちろん、部長も自分の事でいっぱいいっぱいになり余裕がない状況

でしたので、そんな言葉をかけてもらう事はありませんでした。

 

先日本で読んだ言葉がすーっと心に染み込んだので、みなさんの心の支えになればと思い

紹介します。

 

 

p40「ひとつ昇進した時に、ひとつ捨てなければならないもの」

昇進したときにまず心がけなければならないのは、新しい仕事の環境に「慣れる」ということです。

 

私は技術職でしたが、営業をまとめる課長に昇進しました。それなので、新しい仕事の内容に

慣れるために必死でした。環境に慣れるというよりは、業務内容に慣れる事でいっぱいいっぱいでした。

 

ひとつ昇進しなのだからこれを機会に、これまでの自分のキャリアに「もうひとつ何か加えたい」と考える人が多いのです。

P41「とりあえずビジネス英語の勉強を始めなくては・・・」

 

まさに私もそうでしたが、外資系の会社と取引する日会が多く、本国のVPが来日時には

英語での交渉を私がする必要がありました。英語は長年勉強してきた私ですが、所詮受験英語

相手の言ってる事もきき取れないですし、話したとしても相手にうまく伝わりません。

夜は外人さんと一緒に食事する機会が増えますが、常に緊張した時間で、料理の味がしないくらい

苦痛な時間を過ごしたものでした。

土日は疲れてぐったりなのですが、鞭打って英会話教室にも通いました。

自分のキャリアに英会話というスキルを加えたいと思ってたのです。

 

あまり張り切りすぎると、ストレス性の疾患に見舞われる事になります。

「上司の仕事」に慣れないうちは、仕事が遅れたり、つまらないミスをしたりする事があるかもしれません。

 

慎重な性格なのでミスをしないのが私の利点と思っていたのですが、何度かミスを繰り返すようになりました。

そして最終的には、たった1通のメールを返信するだけなのに1日かかってしまうといった

仕事が極端に遅くなる症状が出てきました。

まさにストレスからくる自律神経失調症でした。

 

周りの人たちは「課長になったんだから、もっとしっかりしてほしいものだ。良い給料をもらっているくせに、なんだこれは・・・」と思っているのかもしれないと疑心暗鬼になる。

 

みんな「私なんかがなんで課長になったんだ、いなくなってしまえばいい」と思うようになってきました。

何もしていないのに自然に涙が出るようになってきました。

そして何から何まで疑心暗鬼になってしまったのです。

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昇進は「離陸」ではありません。飛び立つ準備として、まだ滑走路を走っている状態です。

まだ滑走路を走っている状態と考えてください。

本当に飛び立つのは、昇進してから半年後、1年後で良いのです

 

私の場合は3ヶ月経ったら一人前だ、できて当たり前と言われました。

私に檄を飛ばすつもりで言ってくれたのかもしれませんが、

当時いっぱいいっぱいだった私には、ナイフで心臓をさされたような

止めをさす言葉でした。

 

最後に私から、今課長になったばかりで「向いていないな」と思う人に伝えたい言葉があります。

みなさん課長になったからって焦らなくていいのです。

誰もは最初ができなくて当たり前です。今は一歩一歩滑走路を進んでいる状況で、最終的に飛び立てればいいのです。周りのノイズには耳を傾けず、まずは今できる事をつみ重ねてください。

 

ひとつ「捨てると」人生がひとつ「楽になる」

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この記事を書いた人

40後半のサラリーマンです。
ソフトウェアエンジニアの仕事で100時間続きで倒れて入院。
知人に「残業時間が無い」と誘われ転職したが、まさかの激務で2度目の入院。
健康と自由な時間に憧れ、独立を目指してます。

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